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ルアー類


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ルアーは魚が生息環境で餌とする生物の色、形、そして匂いまでもを似せた人工の擬餌である。釣り人のテクニックによって、実物の魚の動きと音を真似ることができる。

アマゾンでは擬餌は古くから利用されていた。ピンダウアカ族などの原住インディオたちは白人の到来以前から色とりどりの羽をつけた小さな木片を細いツル植物に結び付けルアーとして利用し、魚がおびきよせられたところを槍を投げて捕らえていた。

魚は色を識別できないといわれることがあるが、実際、多くの釣り人たちの経験からすると色の識別は可能である。このため、異なる色のルアーを用意して、どの色にヒットが多いか試してみるとよいだろう。ルアーは魚の生息環境に存在し、通常魚の餌とされる小魚、昆虫、果物に似せたものを利用する。魚をおびき寄せるには釣り人の経験と能力を重要となる。

水面用ルアー(トップウォーター)

1 ポッパー
リールを巻いたときに時に発するポップ音から「ポッパー」と名づけられた。前方の開口部から音が出る構造になっている。Tucunaré(ピーコックバス), Traíra(ホーリー)に特によい。音が出るようにロッドチップを小突きながらゆっくり巻き上げる。

2 スティック・ベイト
後方のおもりによって水中で垂直に静止する。Robalo(スヌーク), Traíra(ホーリー), Tucunaré(ピーコックバス)向け。ロッドチップを小突く操作で沈める。(注:日本のカテゴリーでは、ペンシル系に含まれる。)

3 スイッシャー
一つまたは複数のプロペラがついており、水中で大きな音を立てる。Tucunaré(ピーコックバス), Traíra(ホーリー)向け。ロッドチップを小突く操作を続けて巻き上げる。

4 トゥイッチベイト
水中で追いかけられている魚のようにランダムに動く。Robalo(スヌーク), Traíra(ホーリー),  Tucunaré(ピーコックバス),その他。ロッド操作で時々ストップさせる。

5 バズベイト
スイッシャーに似て、ウィードレス効果のある上部に曲がったフックが付いている。Traíra(ホーリー)向け。

6 ウィードレス
ハリ先がガードされて、ゴミなどが掛かりにくい構造になっている。植物の多い環境で釣りをする時に用いられる。

中間層&ディープ用ルアー

1 スプーン
金属製でスプーン状。リールを巻くと大きな動きと振動をおこす。Matrin
ã(シルバードラード)、Tucunaré(ピーコックバス)、その他。常にラインを巻き上げる。ラインがよれないようにスイベルを使う。

2 プラスチックワーム
シリコン製のミミズに似せたルアー。魚のアタリが小さいことがあるため、感度の高いライトアクションのタックルを使う。

3 ジグ
鳥の羽や獣の毛などのマテリアルを取り付けた、ヘッドにオモリのついたルアー。Traíras(ホーリー), enchovas(ブルーフィッシュ), robalos(スヌーク), その他。感度の高いライトアクションの用具を使う。ロッドチップ操作でアクションを与える。

4 リップ付プラグ
リールを巻くと「リップ」と呼ばれるベロ部分によって沈む。「リップ」の角度やサイズによって異なった水深で利用できる。全魚向け。ロッドチップ操作をしながら巻き上げる。

5 ラトリン
リールを巻くと内部のボールが音を立てる。いろいろなスピードで巻き上げる。(注:日本ではバイブレーションと呼ばれている。)

6 スピナーベイト
ウィードレス効果をもつフック構造になっている。このため、枝、植物の多いところで使われる。Traíra(ホーリー), Tucunaré(ピーコックバス)向け。ただ巻き、または、ロッドチップ操作。

7 スピナー
ブレードが軸を回転し水中をかき乱す。ブレードのタイプにより使える水深が異なる。Traíra(ホーリー)向け。ただ巻きが基本。その構造上、ラインがよれる。それを防ぐためにスイベルを使う。

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