週刊アマゾンニュース
vol.043
【1】 銀行強盗、自転車(!!)で逃走
【2】 ネット上でアマゾンの土地不正売買?
【3】 森林消失面積減少の見込み
【4】 水痘の流行、他部族に広がる
【1】 銀行強盗、自転車(!)で逃走 23nov, Nova Olinda do Norte
一昨日の朝8時頃、マナウスから南東に140キロのノーバオリンダ・ド・ノルテ市のアマゾナス州立銀行支店に2人組の強盗が押し入り、13万レアル(約750万円)を強奪、用意してあった自転車で二人乗りで逃走した。事態を聞きつけた駐在兵士2人が走って追いかけたが、途中で息があがり追跡を諦めた。犯人は未だ捕まっていない。ちなみに警察が唯一保有していた車両は長い間壊れており追跡に使えない状態だった。一見アマゾンの平和な田舎町であるこの街には電気も水道も通っておらず、軍警察も駐留していない。行政に見捨てられた形のこの街では治安も年々悪化しており、今年に入って郵便局、銀行が1回ずつ強盗に遭い、それぞれ12万レアル(約700万円)5万4千レアル(約300万円)が強奪されている。
【2】 ネット上でアマゾンの土地不正売買? 21nov, Brasilia
「ラテンアメリカ最大の農村不動産屋」を謳うサイトwww.terras.com.br(terra:土地の意)は、大規模な土地の不正入手に加担している疑いで連邦警察の取り調べを受ける。これはネット上でパラー州レデンソン市の800万haの土地が売りに出されていることを知った農業開発省のラウル・ジュンギマン大臣が検察当局を動かしたもの。問題の物件は昨日夜の時点でサイト上から抹消された。また同サイトが売りに出したアマゾナス州の土地も不法売買である疑いが持たれており、例えばパウイニ市(マナウスから南西に約1100キロ)の64万ヘクタールの土地が1900万レアル(約11億円− ちなみに1ha当たり約1720円になる計算)で売りに出されている等、あやしい物件がうじゃうじゃ。同サイトの経営者の一人、アレシャンドレ氏は新聞社の取材に対し「我々の売っている物件はブラジル全国250の政府公認の不動産屋から回ってくるもので、情報の正確性に関しては彼らに責任がある」とかわしている。
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【3】 森林消失面積減少の見込み 24nov, Rio de Janeiro
ブラジル環境大臣ジョゼ・サルネイ・フィーリョは、アマゾンにおける今年の森林消失面積は昨年に比べ35%減少する見通しであることを発表した。同時に、天然資源の保全と有効利用の任務に就くIBAMA(天然再生資源院)職員を増員(現在は200名しかいない)することを発表。また、環境保全のノルマを果たしている「環境に優しい商品」に交付される「グリーンスタンプ」制度実施に触れ「国民にも監視員として環境保全に一役買ってもらいたい」と述べた。大臣は「ブラジルの環境に対するこうした取り組みはメルコスル各国にも後々反映されていくと確信している」と自信満々。
【4】 水痘の流行、他部族に広がる 25nov
国立保健院は、パラー州のアワエテ族に蔓延している伝染病(水痘)がアマゾンの他地域にも広がっていることを明らかにした。感染者が出ているのはパラー州のアスリニ族、アマパー州のワイアンピ族、トカンチンス州のシェレンテ族、アマゾナス州のサテレマウェー族の4部族。同院インディオ保健部部長ウビラタン・モレイラ氏によると、12月初旬からブラジルの全てのインディオに水痘の予防接種をすることが決まっているそうだが、「やっと今になって?」との疑問には「今までインディオに水痘の予防接種を義務化する必要性が全く無かったため致し方の無いこと」と弁明している。また、今週アルタミラの病院でアワエテ族8人目の死亡者が出ている。