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                   Vol.100 
発行日:2003年10月09日 
今週のニュースは...

【1】 EU環境問題専門記者団パラー州を訪問

【2】アマチュア釣りキチの活躍を容易にする為『釣り愛好者手帳』を発行

【3】 ベレン日記

【1】EU環境問題専門記者団パラー州を訪問  (O LIBERAL 9月17日)

EU(欧州連合体)代表で環境問題専門の記者団は、今日、アマゾン貧困撲滅・環境プログラムの一連の計画を視察するため訪問を開始する。一行はマラジョー島、バイショ・アマゾーナス郡、バイショ・トカンチス郡への旅を含めパラー州に三日間滞在する。

POEMA(アマゾン貧困撲滅・環境プログラム)のプログラムの立案者で調査員である、Vicky Schreiber氏は、EU(欧州連合体)より融資を受けているアマゾン貧困撲滅・環境プログラムの諸計画を加盟国の全ての報道機関の記者達に紹介しながら見聞を広めてもらうのがこの訪問の主な目的であると説明した。

日程は15:00時より開始され、グアマ区の国立パラー大学にあるPOEMAの事務所を訪問。次に一行はイガラッペ・ミリのPOEMAにより創立された農村労働組合(COOPFRUT)や地域の人々が農村労働組合のもとに、取り組んでいるアサイ計画やウニダーデ・アグロインドストリア・デ・イガラッペ・ミリのフルーツ果肉処理工場などの見聞を広めるために出発する。午前中、一行はボン・ジェジュウス・ド・アラマキリの共同社会の本部で“気候への変化、生物の多様性の保護による地域の発展”と呼ばれている二酸化炭素による地球の温暖化防止の計画などを訪れる。

共同財産制のリーダー達やEU(欧州連合体)代表は小動物の飼育、養殖場植林の方法、養蜂飼育法、森林の取り扱いなどの活動をしている場所を見学する。また、地域の公職の役員や技術者との会合を持つことにしている。

午後には、一行はベレンに戻り、EU(欧州連合体)が手がける諸計画を学びその諸計画に携わる仲間や技術者達との共同会見を開く。一行には四人のEUの代表メンバーの他、フォーリャ・デ・サンパウロ、ヴァロール・エコノーミコ、ラジオブラス、オ・グローボ、ア・ガゼッタ(アクレ)、TVクルツーラ(ブラジリア)、ガゼッタ・メルカンチル、へヴィスタ・ヴィゾン・アマゾニカ(ベレン)の記者達が加わっている。

 【2】アマチュア釣りキチを容易にする為<釣り愛好家手帳>を発行

(O LOBERAL 9月12日)

アマチュアの釣りキチ達は、IBAMAより今週、サンパウロで釣人に責任のある釣を励行してもらえるように、指導することを目的に発行された<釣り愛好家手帳>なる贈り物を取得することになった。

 手帳の発行はサンパウロのトランザメーリカ・エキスポ・センターにおいて開かれた、ブラジル フィッシング ショーの期間に行われた。魚釣りの活動を容易ならしめるために、PNDA(国内釣愛好者発展の会)が発案したもの。

FAUNA及びIBAMAの漁業課の理事でもあるホームロ・メーロ氏は、手帳は少なくとも最低限の魚の捕獲方法、捕獲量、IBAMAより許可された魚の運搬方法、その他州の環境関係省庁、又、釣人が確認できるように主な魚類の挿絵が掲載されていると語った。ホームロ・メーロ氏によれば、釣に行くとき手帳を携帯し、捕獲した魚類を記入する。例えば、魚の大きさ、重さ、餌の種類などなど。又、次のような項目をメモると便利である。釣り場の環境/条件(時間、場所、その日の天候、月の満ち欠けの状況、潮の状況など)、又一方、釣人のうそつきと言われる、魚の大きさなどを証明したい人は喜ぶべきだ。と言うのは、手帳には釣った魚の写真を貼れるページも用意されているからだ。

いつも釣に行く人はPNDPAのHP(www.ibama.gov.br/pesucaamadora)で手帳に関する項目をコピーしたり、新しいニュースを入手できる。釣から帰ったら、愛好者は近い将来拡張されるHPで、定められた様式で釣の状況やその他の環境の情報など書き込む事が出来るようになる。書き込まれた情報で捕獲された魚類や釣場所など知ることが出来、IBAMAの業務である分析に貢献する事にもなる。メーロ氏はこのような情報はIBAMAにとって有益であり、業務の充実に繋がると語った。彼は言葉を続け、愛好者が手帳に記入する項目を選定すべきであるとし、魚の大きさ/水の色、魚の種類/月の満ち欠けの状況、魚の種類/釣場所、魚の大きさ/釣場所、魚の種類/釣った時間/条件などをあげた。これらの情報は魚類の生態圏を把握する上に重要なもので、しかも将来への捕獲量の拡大にも繋がると述べた。

IBAMAはまた年金生活者の漁師に特別な処置をとった。IBAMAは1ヶ月前に新しい漁業手帳を発行した。それによると18歳未満も同じ権利を有するものとされ、漁師はどこでも短期又は特別の手帳を入手できる。この手帳の携帯は義務付けられてはいないが、年金者証明書または身分証明書と共に携帯しなければならない。この手帳は各種漁師組合から義務付けられていた組合費の納入を法律で免除されていた年金者が取り戻した古い権利である。この書類の申請は任意に申請できるが、首都、もしくは各州のIBAMAの担当官に直接申請しなければならない。この書類の取得にあたっては、年金者が組合費の免除者であることを証明するだけでいい。18歳未満も同じで、65歳以上の男性、60歳以上の女性に適用される。
【3】ベレン日記

ブラジルはたくさんの色があり、光が映える国だと思う。それは、自然であったり、食べ物であったり、人であったり。それぞれの国やそれぞれの人に様々な色があるが、ベレンにはそういった色の重なり合いを楽しむ材料が豊富に揃っている。それらの色が重なることでまた新たな色を生み出す。そういった循環を受け止める土台もまたここベレンには揃っているのではないだろうか。その国に住むならその国の色を知れということで、まずはベレンの色を理解しようと思う。そして、自分の色を理解しようと思う。

ブラジルには色んな人種が多い。その人種の数だけ、たくさんの文化がある。これは、日本ではなかなか感じないことではないだろうか。そもそも私たちは人種ということに対して、あまり意識したことがない。アメリカ人の友達が、嫌いな言葉は何かという話をしていた時に、彼女は即座に「人種差別」と答えた。私はその言葉にとても衝撃を受けた。「人種差別」という言葉は、日本ではなかなか身近に感じることではなく、何かとても遠いモノのように自分の中で感じていたからだ。彼女のその一言で、こんなにも彼女たちにとって身近な存在なのかということにショックを受けた。ブラジルにもたくさんの人種が住んでいる。ここブラジルでは人種の繋がりを強く感じることもできるし、また人種を越えた絆も感じることができるように思う。

2003年10月3日 清井智子

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