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                                      Vol.058
 
今週のニュースは...

【1】パラ州、半年で15万の人口増加
【2】グリーピース、アマゾン河川のミッションに向けて出発
【3】ペイシェ·ボイ、ポンプ交換で救われる!
【4】「グアマ・ブリッジ」完成まじか!

【1】パラ州、半年で15万の人口増加 (O Liberal  9月19日)

IBGE(ブラジル地学統計院)はパラ州各自治区における最新の人口調査結果を発表した。 これによると、2001年9月現在のパラ州の人口は約634万人と推定されており、半年間で約15万人増加したことになる。 これをパーセンテージにすると2.4%の増加となり、過去10年間の各年増加率の半分である2.5%を維持することになる。 自治区別の人口は、ベレンとアナニンデワをあわせたベレングランデベレンが171万人、トメヤス 4.8万人、カスタニャル 13.8万人、サンタイザベル 4.4万人、サンタレン 26.5万人となっている。

この人口調査は最新の人口情報を各政府機関に提供するために毎年IBGEによって行われているが、多くの自治体が実際の人口はIBGEの推測を上回ると異議を示している。 問題は州、自治体の納得を得られないこれらの調査結果によって交付金の調整がなされ、州および自治区の財政に影響を及ぼすという点である。 今回の発表によってパラ州143自治区のうち、すでに21区で交付金の減額が見込まれている。

ベレン市は、IBGEによる人口調査結果に納得していないが異議申し立てもしておらず、市司法局長官のフィリョ氏はIBGEが発表した情報は(推定の目安が)偏っているため正確でないと述べた上で、"IBGEは全家庭を対象に調査をおこなうとしているが、それは不可能であり、(発表されたものは)サンプリングによる推測に過ぎない。 実際、私の家にIBGEは来なかった。 ベレン市は、生徒数、家族数などを目安として、市の実際の人口はIBGEの推定よりも上回っていることを認知している"と述べた。 また、ベレン市が異議申し立てをしない理由について、申し立てによってIBGEが情報を変更することは絶対にありえないためであると悲観的だ。 また、3自治区の異議申し立てを代表したトランスアマゾニカ自治区協会長のフィゲイレド氏は、工場建設に伴う雇用数増加などといった人口増加の誘因を人口調査の目安として考慮していくべきであると述べた。一方、IBGEのナイア氏は人口調査が難航する一因は、自治区は調査の再要求はするが自ら人口推移の情報を明らかにしないためであると反論している。


【2】 グリーピース、アマゾン河川のミッションに向けて出発 (A Critica  9月20日)

30人の通称"虹の戦士"(環境保護非営利団体グリーンピース代表団)を乗せたのアークティック・サンライズ号は、今日アマゾン河川地区におけるミッションを開始し、1週間後にマナウスから約750キロ離れた第一目的地であるジュタイ地区に到着する予定だ。ジュタイ地区の住民は当地区を天然産物利用指定地区とするための支援を同団体に要請しており、この支援活動は森林保護世界キャンペーンの一環としておこなわれる。 

アマゾン・グリーンピースのコーディネーターを務めるアダリオ氏によると、このプロジェクトは自立可能な社会の開発および森林、河川、湖など自然環境の保全と共存を目的としたコミニュティープロジェクトの支援としておこなわれる。 同氏は、"私達にとって(ジュタイのような)地域を支援することは、理性を欠く開発事業による森林破壊阻止を確実にする"と述べた。

ジュタイの住民は今年1月よりグリーンピースマナウス支局宛に天然産物利用プロジェクトへの技術および資金支援を要請する内容の手紙を送っており、この地区でコロンビアへ密輸される違法漁獲活動がおこなわれていることを要請の理由としている。 また、不法伐採も問題として挙げられ、"住民は伐採者が地区の資源を使い果たしたあげく利益を独占するため、彼らに残されたものは何もないと訴えている"とアダリオ氏は述べた。

この森林保護キャンペーンは、アマゾニンに残された森林の30%はアマゾニア州に属するという認識を高め、それにもかかわらず違法伐採が最も深刻な地域の一部であるというアダリオ氏の見解から進められた。 同氏はアマゾニア州の森林破壊面積は過去30年で1%から30%に拡大されたと主張している。 また、現状がつづけば60年後のアマゾンは世界の熱帯雨林のわずかな割合を占めるであろうと述べた。 そして、当団体の意図は問題の深刻さを訴えるだけでなく、"問題の解決策を提案し前向きな試みを手助けすることだ"と述べている。


【3】 ペイシェ·ボイ、ポンプ交換で救われる! (A Critica 9月20日)

INPA(国立アマゾン研究所)にて研究のために飼育されている3頭のペイシェ·ボイのすむ水槽のポンプが老朽化し、高熱によって溶けていることが問題にされていたが、その心配は当分要らないようだ。 というのは、資金不足に悩んでいた当研究所が新ポンプを2つ購入し、明日までに交換できるようになったためである。 

ペイシェ·ボイは水面上で呼吸するため問題なくこの状況を乗り切るであろうが、問題は3頭がが汚染された水中で飼われつづけることだ。 ポンプが溶けたのは電気の問題ではなく、長期間の使用のためだとされている。1つ2千レアルのポンプは、常時作動し続けるするためもあって1年以上もたない。 

ペイシェ·ボイは絶滅の危機に瀕した大海牛科の動物で、水中生活に完全に順応した唯一の草食哺乳類である。 過去3年間のIBAMA(国立環境、天然再生資源院)の情報によると、1年間に500頭以上のペイシェ·ボイがアマゾンで絶滅しており、その大半はまだ成熟前であるという。 ペイシェ·ボイは3年に1頭のペースで生殖し、懐胎期間は1年と生殖率の低い動物である。

 

【4】 「グアマ・ブリッジ」完成まじか!(O Liberal 9月21日)

パラ州政府にとって、30年前からの懸案事項であった、ベレンと東部パラー(マラバ、ツクルイ、トメアス、バルカレナ等)を結ぶ道路網統一計画(アウサビアリア・プロジェクト)の要である「グアマ・ブリッジ」建設が着工して、わずか6ケ月、工事は順調に進み、現在モジュ川部分は架橋工事が終わり12月には完成予定、グアマ川架橋工事の進捗状況40%、アカラ川架橋のみが遅れているものの、完成予定の2002年12月より早く、選挙(10月)前には開通されそうだ。

 

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