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                                     Vol.061
 
今週のニュースは...

【1】インディオたちが「アルバイト」で生計
【2】アマゾンの水銀汚染
【3】グアジャラ湾は浅すぎる!大型船が入港不可能なベレン港、埠頭を移転
【4】グリーンピース、殺害脅迫をうけ連邦警察の保護下に

【1】 インディオたちが「アルバイト」で生計 (A Critica  10月22日)

インディオたちが州都マナウスでのより良い生活を求めて州の奥地の部族を離れている。自分たちの仲間や習慣から離れて、新しい文化に同化するために多くの困難に直面することになった。「文明世界」で生き延びるためには、「都市化したインディオ」たちは家族を養うためのお金と交換して仕事をするといったいくつかの習慣を吸収しなければならなかった。インディオ保護局(FUNAI)の統計によれば、1万人近くのインディオたちが現在マナウスで生活している。専門能力不足で、大部分が今日副業で暮らしている。男性は石工や大工、その他肉体労働の仕事をする「アルバイト」を探している。女性は一般的にお手伝いさんのような家での仕事を探している。あるバニウア族の26歳の女性は1995年に部族の村を出て、サン・ガブリエル・ダ・カショエイラ(マナウスから858kmの町)にお手伝いさんとして働きに行った。2年後の家族がサンパウロに転勤になったため、他の仕事を探さなければならなかった。「ちょうどある家族がマナウスへ引っ越してきて、その家で働けることになった。そういうわけでここにいるのです。」と回想する。彼女はマナウスへ引っ越したことは、部族の村からサン・ガブリエル・ダ・カショエイラへの移動よりも困難だったと語る。「あっちではまだ家族と連絡が取れ、たまに村へ遊びに行くこともできた。ここでは距離があるためにそれが難しくなった。」と指摘する。インディオはいまだに大都市では困難に直面している。州都で4年間くらしよりよい生活を獲得するためにはもっと知識を求めなければならないと分かった。「勉強しなくては誰も前には進めない。私は初等教育を終わらせるために夜間授業を受けている。教師になるために勉強して私の部族の子供達に教育するために戻りたい。」と語る。サテレ・マウエ族の42歳の男性は、インディオは都市で生活していくためには「努力する」必要があると述べた。彼によれば村の18家族のうち、たった5人程度しか雇用されてないという。「残りはここの石工の手伝いやあそこの土地の掃除人、つまりアルバイトに頼って生活していくだろう。」と断言する。彼によると、状況を良くするための一つの選択肢は部族の文化を「商業化する」ことであった。共同体のメンバーが観光客を相手に「おひねり」をもらおうと部族の儀式を見せていたことが、インディオ研究家たちの多くの論争を引き起こす要因であった。「それは若者が成人になるたびに行なう我々の部族の伝統である。村ではその儀式は全ての人々を祝う重要な祭りであったが、ここ都会では我々の習慣を思い出し、生計をまかなうための手段に変わってしまった。」とコメントしている。


【2】アマゾンの水銀汚染 (O Liberal  10月18日)

高レベルの水銀に汚染されているタパジョス川岸に住む人々にとって、水銀によって現れる症状を回避するためには、食事コントロールが重要な鍵となる。果物や肉食でない魚を摂取することによって体内の水銀レベルは30%減少する。以上のことは1995年より開始され今年第2フェーズを終了した調査により明らかになったものだ。当調査はカナダ国際開発調査センターの資金援助の下、ケベック/モントレアル大学、パラー連邦大学、地元コミュニティの協力によって実施された。最終フェーズとなる第3フェーズは来年度から開始される。第1フェーズでは伝染経路と人体に与えるインパクト調査、第2フェーズではコミュニティとともに問題解決を探った。第3フェーズでは食事コントロールや地元に根付いたアグロフォレストリーシステムの開発により、汚染問題を和らげることを予定している。


【3】グアジャラ湾は浅すぎる!大型船が入港不可能なベレン港、埠頭を移転 (O Liberal  10月23日)

現在、ベレン港には重量3万トン以上の大型船舶は停泊できず、ベレン港沖にて物資などの積み下ろし作業がされなければならない。 というのも、ベレン港のあるグアジャラ湾は水深がわずか7メートルであり、最低水深12メートルを要する大型船の乗り入れには浅すぎるためである。 べレン港管理CDP社によると、大型船がベレン港に停泊できないことは古くから問題視されており、またパラ州民にもその事実がよく知られているため、今となって騒ぎ立てる問題ではないということだ。 

この問題の解決策として、現在3200万レアル(約US$1300万)の出資をもとに、バルカレナのビラ・ド・コンデ港に新しい埠頭が建設される予定で、来年後期の完成が見込まれている。 ベレン港は1910年に建設されたが、当時の船舶の重量は現在よりもはるかに軽かったため港の出入りに支障はなかった。 その後ベレン港は、新しい大型船舶の入港を可能にするインフラ整備をおこなわず、結果的に今日までパラ州最大とされていたベレン港は“制約の多すぎる港”と不評を買っていた。 そして、水深が14メートルあり、最大6万トンの大型船舶の入港が可能であるビラ・ド・コンデ港の発展とともに、こちらに大型船舶が停泊するようになった。

【4】 グリーンピース、殺害脅迫をうけ連邦警察の保護下に (A Critica  10月18日)

ブラジル連邦警察は非営利団体グリーンピースのキャンペーンコーディネーター、パウロ・アダリオ氏を常時保安要員の保護下に置いている。 これは当団体がパラ州カヤポ原住民地区におけるマホガニーの違法伐採業を告発した6日後の先月26日にアダリオ氏が殺害脅迫をうけたためである。

連邦警察総局長のモンテイロ氏は、昨日ブラジリアにて前法務大臣であり、現在グリーンピースの弁護士を務めるジョセ・カルロス・ディアス氏と会合し、警察による保護、生命の保証、殺害脅迫のもととなった環境的違法行為の調査を要請した。

また、ディアス氏は現法務大臣のグレゴリ氏と会合し、アダリオ氏の保護方法についての話し合い、グレゴリ氏は事件捜査の要請を約束した。 ディアス氏は「グリーンピースのアマゾンにおける活動の重要性は別とし、当団体に対するいかなる暴力は国際社会におけるブラジルの立場を不利にするだろう」と話している。

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