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【1】ブラジルは奴隷社会?~国際社会で非難の的に
(Journal do Brasil 3月26日、Correio
Braziliense 4月5日)
ブラジル社会における奴隷労働の存在を非難した記事がニューヨークタイムズ紙の第一面に載せられ、ブラジル政府関係者が腹を立てている。同紙は「近代の奴隷制度がブラジルに繁栄し続けている」と報じ、汚職、失業、効果のない農地改革が強制労働の増加に起因していると批判した。国立農地改革院は、この記事は裏づけのない調査によるものだと抗議しており、「農地改革と奴隷制には関連性がない。強制労働問題は効果的な監視制度の欠如によるものだ」と述べた。
これに続き、国内外のNGOから成るグループが国連人権委員会に、ブラジル政府は奴隷労働を阻止に向けた務めを果たしておらず、2001年にはパラ州のみで968人が奴隷身分下で働いていたと報告した。また、政府は武装軍による農村地労働者の殺害を阻止できずにおり、パラ州では1971年から2001年の間に土地紛争の結果706人が、殺害されたと主張している。国連人権委員会は提出されたレポートを調査する予定だ。これに対し国立人権委員会ピニェイロ議長は、ブラジル政府が奴隷労働問題に無関心であることを否定し、先の主張も根拠がないと述べている。 |