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                   Vol.080
発行日:2002年06月10日 
今週のニュースは...

【1】幻の鳥は存在するか、否か?
【2】ドイツ人NGO団体、インディオ村の文化的図解作成に取り組む 
【3】水の価値はどのくらい?
【4】ロンドニア森林法不従順の脅迫
【5】〜ベレンの街から〜

【1】幻の鳥は存在するか、否か?(5月29日  Agencia Estado)

ここアマゾンにて45年ぶりに、大変珍しい鳥が再発見された。

ファビオ・オルモスとジョゼ・フェルナンド・パチェド 二人の鳥類学者はサンタレン−クイアバ国道沿いにおける調査中にその鳥を発見し撮影、捕獲した

その鳥は1957年、有名な鳥類学者ヘルムット・シックにより、州の南西に位置するクルル河にて最初に発見されており、一般名を[golden crown dancer]、学術名はVillas-Boas brothers に敬意を表して〔Pipra vilasboasi〕と名づけられた。シックによる発見後、鳥の所在を突き止めた者はその後現れず、専門家達はシックによって、収集された鳥達が交種されているのではないかと疑い始めた。

今回の発見者ファビオは 「クルル河から200kmも離れた所で、その鳥を見つけたという事実は交種説(仮説)を弱めた。我々は、捕まえた鳥のDNAとシックが収集した鳥から採取された遺伝子要素を比較していく」と語る。

その鳥の再発見により、保護区域を創設する必要性が強まった。国道に沿ったその区域は環境が悪化しやすく、絶滅寸前のリストにのっている霊長類動物種が数多く生息している地域でもある

【2】ドイツ人NGO団体、インディオ村の文化的図解作成に取り組む      (5月29日  Folha do Amapa

NGOアマゾン保存団体(ACT)の7人の代表がアマパのトゥムクマキ保護区にいるインディオの文化的図解作成を始めた。                   そこには アパライ、ワイアナ、チリオ、カシュイアナのインディオ部族がいる。チームの構成は、FUNAI(インディオ保護団体)とトゥムクマキのインディオによる組織の代表を含む計10人による。                        このインディオ村の文化的図解 を作るプロジェクトは今年2月、インディオに発表された。目的は、インディオの文化や、健康、領土、その生物多様性を保存しながら、インディオの人々の歴史を守り、記録することである。      チームは一週間保護区に滞在し、図解に含まれるべきものを決めるため、インディオ調査人たちをトレーニングする意向である。すべてはインディオとの共同作業で決められていく。

【3】水の価値はどのくらい?(5月29日 Amazonas Em Tempo

マナウスのトロピカルホテルにて「アマゾン水フォーラム」が開催された。一つの議題として、水に対する課税について論議される。水の問題は、人類にとって深刻な問題であり、すでにサンパウロやリオ・デジャネイロ、ミナスジェライスに影響を及ぼす、南パライバ河流域においてはその処置がすでに導入されており、今回アマゾニア(特にマナウスの工業拠点に影響するネグロ河流域)にも適用の可能性が出てきた。                    アマゾニアの地球表面水分量は16から18%を占める。会議はその水の源泉の管理に焦点をあてる。

ネグロ河の変質を改善させる為に必要な収入源を生み出すため、1㎥につきR$0,02の課税が提案された。また、水力会社もその課税に伴うものとされる。

アマゾンは、その膨大な水量の保有により、海外への水輸出が可能である。カナダはすでに中国に水を販売し、ブルガリアは、サウジアラビアに製品を輸出する。サウジアラビアは、ブルガリアの5樽の水に対して1樽の石油を交換している。

【4】ロンドニア森林法不従順の脅迫 (6月3日   O Estado de S.Paulo)

NGO組織はブラジル大統領(フェルナンド ヘンリケ カルドーゾ)にロンドニアにおける政治家の行動に対し、森林法を更新したPM(暫定法)を変更しないよう要求する手紙を送った。PMはアマゾニアにおける土地の20%のみ森林伐採を認めている。

上院議員モレイラメンデスはPMを非難し、彼がロンドニアのための特別な待遇(森林伐採のレベルをさらに上げることを認める)について政府と交渉する決心を固めた。

メンデスが説明するには、30年前、政府はロンドニア州への移住を奨励し、その生産者にINCRA(国立農地改革院)から受け取った区域の50%の森林伐採を要求した。

しかしいまや、PMでは、土地の80%が法の保護区域として保護されなければならない。彼は「PMは不合理である」とし、政府に対し、ロンドニアのPMからの免除を認める法令の発行を望んでいる。「もし政府が彼の要求に賛成しない場合、市民の反抗が起こるであろう」と語った。

22のNGO団体(アマゾン労働団体、ISA、地球の友、ブラジル農業ネットワークを含む)は、「森林法はブラジルの熱帯森林の保護と維持可能な使用に関する根本的な法律上の土台である」ということを強調している。

NGO団体等は手紙の中で、政府にPMを法にするよう要請しているが、選挙の後のみに行う様限定している。彼らは、選挙前になされた変更が反森林圧力団体による圧力に屈服することを恐れている。圧力に屈服することは、政府の環境政策に大きな後退となり、ブラジルの地位を弱めることを懸念している。

【5】〜ベレンの街から〜  今週はアマゾンに関する歌を紹介いたします。 

 FAFA DE BELEM の 「LAMENTO DE RACA」                                                               

インディオが泣いた 白人が涙した 世界中のみなが泣いている       アマゾンが燃やされている ああ、痛い、なんて痛いんだ・・・          ああ何て恐ろしいんだ・・・ 

私の足、それは根  そして成長し燃やされ                    ああ、痛い、なんて痛いんだ・・・                      ああなんて恐ろしいことよ

saracura(コンゴウイクナ)はこの暑さの中を飛び去り、もう2度と戻らないだろうヒョウはこの燃焼から逃げ出し、もう二度と戻らないだろう          サルの群れは多くの鳥達とともに去って、もう二度と戻らないだろう      もう、もう2度と戻ることはないだろう

私の故郷が砂漠となる 私の河が干しあがる、私はどこへ行くのか…

「もう二度と燃やさない、伐採しない」という世界の声に守られ        我々の民族が、アマゾンで再び遊べるよう いざなう            命あるものは敬われ・・・ 世界中の皆が歌う・・・              さあ牛と遊ぼう これ以上、アマゾンを壊されてはならない                                      

彼女はここ《ベレン》が生みだしたブラジル全土で有名な歌手である。豊満な体格からも歌声からも大御所の貫禄をもち、9月に発売される「OcantodasAguas」も多くの人に待ち望まれている。日本で人気が出る日も近いかもしれない。

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