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                   Vol.096 
発行日:2002年01月27日 
今週のニュースは...

【1】日本とパラー州政府のパートナーシップ
【2】ベロモンチ計画の再査定
【3】SIVAMプロジェクトによるアマゾンへのUSA影響力拡大
【4】マナウス⇒ヨーロッパ便計画

【1】日本とパラー州政府のパートナーシップ  (1月15日 O LIBERAL

環境を破壊せずに農業活動の発展を目的とする、人間と自然の融合 がパラー州政府と日本政府の間のパートナーシップモデルとなるであろう。その話題が昨日、州知事シモン ジャテーニ、日本総領事三浦哲雄、Belem−JICA(日本国際協力事業団)芳賀克彦による3氏の会談で取り扱われ、州の特別秘書、Wandenkolk Goncalvesも会議に参加した。ジャテーニ氏は、農業はパラー州の多くの市町村において経済基盤となっており、生産増大を目的に各市町村の潜在力に投資し地域発展を促進することが現政府の優先課題であるとした。

ジャテーニは「今後4年間は、我々政府が直面する最大の挑戦でもある、貧困や不平等社会の減少を目的とした地域発展を刺激するプロジェクトを行うことができる。しかし、それにはすべての者の協力が必要である」と強調した。三浦氏は、JICAがトメアスで進めている森林農業計画を紹介し、「州政府と協力し、このモデルプロジェクトを他市へ作ることも計画している」と語った。町に経済発展を導いた、トメアスに完成した基礎基盤工事を見せられ、「アルサビアリア(VOL88参照)もまた、市の経済発展に貢献したでしょう」と同氏は語る。

ジャテーニは、今後4年間は、州のための重要なプロジェクトに協力する、JICAのような国際組織と州政府との協力を増やしていく意向を示し、「日本とブラジルの経済間には、強い補完がある。このような活動の増加に伴い、パラー州、日本ともに利が生じていくことであろう」と述べ、州政府と市の協力が必要であるすでに進行中であるプロジェクトPDTU(都市交通プラン)を紹介した。

州政府とJICAの今後4年間では、州のフルーツ栽培エリア市場の研究と漁業産業の進展を優先させるという、ひとつの経済アジェンダを討議することができるであろう。「政府は、国際市場ルール機能の理解に対する生産者たちの認識不足をわかっているので、州政府はこれに関心を示している。」 とジャテーニは説明した。政府がどの生産へ投資を行うべきかの指針となる、市場競争に関するより深い知識をもたらす研究の必要性を誇張し、「きたる4年間で多くの成果をもたらすであろう」と言及した。

日本領事は選挙で選出されたジャテーニ氏に祝辞を送り、パラー州に住む日本人コミュニティーが、元州知事アルミール ガブリエルによるプロジェクトを継続するジャテーニ氏の選出を歓迎していることを伝えた。「パラー州と日本の関係は強化されるだろう」と三浦氏は言及した。


【2】ベロモンチ計画の再査定  (1月15日  O LIBERAL )

水力発電所調査がエネルギー供給を拡大するために再継続されるだろう。

エレクトロブラス社代表ルイス ピングエリ ホーザは、昨日ブラジル電力分野における価格急増をひき起こさないこと、短期間内にエネルギー資源不足事態へ陥る恐れはないことを保証した。一方、新電力発電所建設計画は遅滞しており、それゆえに素早い行動が求められている。ピングエリは、民間と連結するエレクトロブラス社の動きを見ながら、国内エネルギー供給拡大のための投資も行っている。エレトロブラス社は2003年度 38億R$の予算を見積もり、それらプロジェクトは新しい執行部によって再査定される。ピングエリは、ベロモンチ計画(アマゾンに建設される11000メガワットの許容能力のある水力発電所)やAngra3原子力発電所が、新政府によって再査定されるだろうと発言した。水力発電所を建設する場合、電力問題に加えて、環境インパクトやそこの住民や、現地のインディオまでが査定されるだろう。

「エネルギーのガイドラインを決める 政治への参加権利を取り戻し、エレトロブラス社にひとつの研究グループをつくり、エネルギー部門を再編計画したい。」とピングエリは語った。そのグループとは、エレトロブラスの調査研究所の代表、大学、民会企業らによって形成されるだろう。ピングエリは以前、PT(労働党)キャンペーンのエネルギープログラムコーディネーターの一人であった。彼によれば、グループの目的は、鉱物エネルギー省にエネルギー再編計画の提案するための方法を討議することである。「エレトロブラスは今後エネルギー部門計画者に仲間入りするだろう。」と断言した。ピングエリによれば、ブラジルは現在の超過分のエネルギーを将来のエネルギー不足を考えて利用する必要がある。またエレトロブラス社は信頼性を高めるためにも働いており、新しい執行部は、エレトロブラス社のシステムに害を与えているゴイアス州のCELGや連邦区のCEBのような各連邦に配置しているエネルギー会社の金融再建を試みるだろう。

さらに、彼は、エレトロブラス社の活動を見守る傾聴者を置く予定である。その仕事は、国営電力会社の質、実直な行政がなされているか、環境団体と融合した活動があるかどうかをみることである。エレトロブラス社は、これ以上会社を分断して小さくしていくつもりはないが、再び民間となった各地域の電力会社を元に戻すつもりも現在のところない。会社の新しい運営における最初の決定のひとつに、産業発展プロジェクトの指揮を変えることがある。その内容はエネルギーを送出する装置の国内生産を奨励していくことである。例えば小さい保温タービンや太陽エネルギーをえるためのパネル、風力タービンなど。またエレトロブラス社は、ブラジル全土のエネルギー供給をめざし、ルーラ大統領のフォームゼロプログラムに焦点を当てている。水力発電所の貯水池に魚を育てる計画や、各企業の土地に食物を栽培するなどを通じて、フォームゼロプログラムに貢献するというものである


【3】SIVAMプロジェクトによるアマゾンへのUSA影響力の拡大(1月 22日 )

それは、ベレンで開催された「第2回パン−アマゾニア社会フォーラム」における「世界統治機構としての戦争」の議論結果であった。先進国によるアマゾンへの多大な関心により、アマゾンを含む国々によるアマゾンの生物多様性やエネルギー資源の統治権が失われる危険を抱えている。この例としてUSAのSIVAMプロジェクト、コロンビア プラン、マラニョン州のアルカンタラ基地使用に関するブラジル−USA間における合意(現在も交渉中)などがある。

報道関係者や、社会正義人権ネットワーク長官のマリア ルイサによれば、アマゾン資源に対するUSAの関心は、この地域に投資する彼らの軍備に反映されているとした。9月11日以降、ブッシュ大統領はペンタゴン予算を4600億US$に増し、生物化学兵器に反対する国際会議への参加を拒否した。

マリア ルイサは、USAの策略は、新しい軍備基地の据付け、現存基地の強化、南アメリカの軍隊トレーニング、武器販売、監視システム設置なども含んでいると言った。彼女は、アルカンタラ空軍基地へのUSA立ち入りを認めることで、ブラジルがUSAに「ドアを開いている」と言う。またもうひとつの「コントロール機構」が、14億US$コストをかけUSA企業により開発されたSIVAM監視システムである。それは550万Kuを監視し、そこから得た情報へのアクセス権を アマゾンを領土としない国が持っているというシステムである。コロンビア大学のヒルデブランド ベレツ氏と地球の友代表は、麻薬貿易撲滅のためにUSA支援を受けたコロンビアプランは、FARCゲリラとの争いを悪化させ、アマゾンに軍国主義を吹き込んでいると語る。

【4】マナウス ⇒ ヨーロッパ便計画   (1月20日  A CRITICA )

5月1日より、週に1便アマゾン→ヨーロッパ直行便が出ることになるだろう。

この発表は、世界最大手のツアーオペレーターTuiインターナショナルの子会社であるオランダの「Kras Stervakanties」社長ハンス ボマーにより発表された。この企業は現在、マナウスから25キロほどに位置するイランドゥバにホテルを建設中である。ハンス ボマーは、アマゾナス州政府の支援を受ける、ヨーロッパアマゾン開発センター(Euroamaz)が発起した「第一回Exponorte」の立ち上げにも参加。このイベントには文化副長官アーリンド ジュニア、Tuiインターナショナル持続可能開発長官ニコ ヴァッサー、そしてEuroamazの創始パートナー、ピーター ジャン チラヌスの出席も伴った。

「第一回Exponorte」は北部ブラジルの観光、ホテル産業にとって最大の展示会になるであろう。このイベントの立ち上げや地域政府の持続可能な開発への積極的な投資は、その地域でのビジネスを拡大しようとするTuiインターナショナルにとって必須であった。イベントは6月4日〜7日マナウスのトロピカルホテルにて開催。

アーニンド ジュニアは、持続可能な観光産業の発展を通して、地域政府により、2006年までに50000職が生み出されるであろうと発言した。以下はTiwa Holding代表ピーター ジャン チラウスのインタビューである。

Q ヨーロッパ人はアマゾンをどう思っているのか?

―アマゾンという言葉は、世界中で最もよく知られた言葉10のうちに含まれ、ヨーロッパ人にとって魅力と威光に満ちた地域である。そこは観光地として、インドや南アフリカに比類し、ヨーロッパ人が人生で少なくとも一度は訪れてみたい場所なのである。アマゾンのもつ純粋な崇高は ほかに比類のないものだ。

Q ヨーロッパはアマゾン地域にどんな利を与えることができるか?

―ひとつにオランダからNGOやWWFなどがやってきて、地域の持続可能な発展プロジェクトに3億R$が利用できるであろう。知事エドワルド ブラガがオランダを訪問している間、アマゾン環境への保護に多大な関心を示した。その一方、地元住民の生活の質を改善するためには経済的発展を生み出す必要があるとも言った。

Q ヨーロッパからマナウスに訪れる観光客はどのような人々で、訪れる人数の予想は?

現在のところ我々はオランダからVARIGを利用してサンパウロでストップして、マナウス入り手段を取っている。我々は計画ではArubaやカリビアン、もしくはサルバドール経由でのチャーター便を検討している。5年以内には、アマゾナス州に1年で5万人の観光客を呼び込むことを目標としている。Tuiインターナショナルが一年に2200万人を送出することに比較すれば、それは世界的な観光の動きとしてはとても小さいものである。持続可能な観光のアイデアは、値段を現在のレベルより低い設定にするのと同様、自然と観光客の数に制限が課せられる。我々は、地域にマス観光産業を創りたいのではない。

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