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                   Vol.104 
発行日:2003年11月26日 
今週のニュースは...

【1】緊急情報 ! 木材業者がアルタミラ市の機能をストップ!/対グリーンピース抗議デモでアルタミラ市隔離される!
【2】<浩さんのアマゾン・スケッチ>−第4段 【贅沢な時間】
【3】ベレン日記

【1】緊急情報 ! 木材業者がアルタミラ市の機能をストップ!O Liberal紙 1124日)

  IBAMA,INCRA,グリーンピースは、ポルトドモス地域生産部門へ不快感!

  アルタミラ地区を主体としたトランスアマゾニカ地域の木材関連業者たちは、地域の商業関係者や木材関連部門従業員たちを動員、ポルトドモス郡へ集結させ決起総会を行い,連邦政府に対して130万ヘクタールの天然収奪ゾーンを設ける「常に緑を」プロジェクトを働きかけている環境NGO「グリーンピース」を、地域経済発展を阻害しているとして、パラ州域よりの追放する決議を行った。昨日、ポルトドモスの警察や司法関係者は、プロジェクトを支援する関係官庁への抗議や木材業者から「テロリスト、扇動分子集団」と呼ばれるグリーンピースメンバーへの暴力沙汰を防ぐために奔走させられた。今日はアルタミラで決起集会が予定されており,グリーンピースの同地域への介入に対する抗議の他に、関係官庁IBAMAINCRAに対して、同地域経済を支える木材関連業者への土地取得規定や森林管理ポリシーの不備不当性を訴える。これにアルタミラの商業関係者たちが同調した事で、同市の機能はストップするだろう。

  この抗議運動は、三日前にメジシランジアで発生した木材業者によるIBAMAの取締官と連邦警察官の隔離行動に端を発し、昨日がポルトモス、今日がアルタミラと連動している。昨日ポルトドモスでは、同市の市長自らラジオ放送で市民の抗議運動への参加を呼びかけていたほか,同市に滞在中の連邦下院議員ニシアス・リベイロ氏は、グリーンピースの言動や天然収奪ゾーン設置プロジェクトへの反対演説を行い、このような悪質環境NGOを追放する行動を起こせない木材業者たちをFroxos!(いくじなし!)と決め付け、これに触発された木材業者、コミュニテイリーダーや同市の観光局長等が扇動、停泊中のグリーンピース船Artic Sunraiseへモターボート5艘、フェリーボート2艘で接近、7名の代表者を乗船させNGO代表者との会談を行い、プロジェクト内容には反対するものではなく、地域住民へなんらの相談も無いやり方に反対するものであることを伝えた。

  これに対しプロジェクト施行を担当するIBAMACNPT(国立住民伝統センター)は、地域住民への公聴会を開催し住民たちの理解を求めたことを説明したが,マイヤ観光局長はグリーンピースメンバーをテロリストと決め付けた。木材業者の代表者たちは、このプロジェクトは地域経済を後退させるとし、IBAMAやグリーンピースの介入により、同地域の木材関連事業は完全にストップされ、経済はカオス状態に陥っていることを訴えた。GP船上での会談が行われた直後、観光局長マイア氏は、GP船と抗議団船の間に自身をロープで縛りつけるグルーンピース顔負けのパフォーマンスを行った。こうした抗議活動を前にしてGP船は最悪の事態発生を避けるため、ポルトドポス港をいったん離れた。

  GP環境運動家アダリオ氏によると、3年前からポルトドモスやプライニャの地域コムニュテイは生活再生、土地所有権保証、責任ある天然資源の管理活用を掲げる「常に緑を」プロジェクト実施に向け戦ってきたが、,木材業者は土地書類偽造をベースとした森林管理プロジェクトの蔭で収奪行為を繰り返し、環境法や森林資源を生存の糧とする地域コムニュテイの生活権利を無視した破壊行為を行っているのが現実であり、グリーンピースは、IBAMAに対し、同地域での森林管理民間プロジェクトすべてを無効にするとともに、ブラジル政府は地域住民の生活向上を保証する約束するよう具申、一刻も早く天然収奪ゾーンを定めないと、悪徳木材業者の森林破壊は止まらず、住民よる森林管理での生活再生のチャンスを逃してしまう、政府はこのような地域の現実を放置することなく1500万のアマゾン住民の将来がこのプロジェクトにかかっていることを認識、行動して欲しいと結んだ。

対グリーンピース抗議デモでアルタミラ市隔離される!O Liberal 1125日、現場写真3枚トップページに掲載

  パラ州南西地域におけるIBAMA支援NGOの言動に抗議、木材関連業者たちがトランスアマゾニカ幹線道路を遮断!

  24日、大型トラック90台と無数の農業機械がアルタミラ周辺のトランスアマゾニカ・ハイウエイを遮断、IBAMAINCRAのオフィスはデモ隊に占拠され、アルタミラの平常活動がほぼストップした。ブラジル環境庁とIBAMAのポリシー及び環境NGOグリーンピースへの、木材行関連業者たちの抗議行動だった。IBAMAはわれわれの職場を奪った! グリーンピースは出て行け!」の横断幕に彼らの怒りがあった。GPメンバーが調べ上げ、IBAMA取締官が締めつける恐怖のパターンに対する怒りだった。 

  アルタミラ木材工業協会のメンゴーニ会長は、環境省担当官と面談するため、昨日ブラジリアへ向かった。パラ州森林関係団体連合会のワグナー会長は、以前からわれわれは連邦政府森林管理部門へ、業者団体とのアプローチを求め,土地問題に関する緊急かつ効果的な規定を定める要求を出してきたと言う。パラ州木材輸出工業協会のロベルト会長は、環境と土地所有権問題の二つのファクターが、木材業界も失業問題を急速に悪化させている。環境省及びIBAMAのインフラと認識不足がこのような現実を招いていると述べた。ブラジリアのIBAMA首脳部は、トランスアマゾニカ地域の取締りは現行のまま続け、不法伐採木材の没収にかかわる取締官の人身保護は保証すると言明。GPも同様に、彼らの活動目的は取締りではなく、IBAMAの取締りに同行監視するだけだから地域からの撤退は考えられないとしている。

  パラ州のジャテネ知事は、担当部門へこの問題のフォローと詳細なレポートを準備するよう指示したこと、州政府の経済開発ポリシーは、あくまでも再生地だけに絞っていることを言明し、記者からGP活動に感想を求められ「この問題はわれわれ州民の問題であり,州外の誰彼でもなく、ましてや外国からの介入は論外だ」と答えた。 州政府は今週、この問題を連邦政府と共有して解決にあたる協議を行うが、地域の特殊性多様性を踏まえて「Heterogenesis」に対応されなければならない、たとえば、エリアを3タイプに分け、全面禁止、厳格な規制、緩やかな規制による管理開発を推進するが、自然と人間の共有がベースで有ることを忘れてはならないと述べた。 

【2】<浩さんのアマゾン・スケッチ>−第4段 【贅沢な時間】

 今年退職した友人は、友達のHPの掲示板に次のような言葉を残して旅に出た。『今日からしばらく旅に出ます。45年の勤務を終えやっと自由な時間を持つことができました。杖をたよりに乞食の一人旅(種田山頭火もどき)じゃなく。デジカメ片手に銘酒と名水を求めて、薩摩路の一人旅・・・・・。行き当たりばったりの気ままな旅です。いつ帰るか分かりません。では、しばらく留守します。』同じ掲示板に後輩の女性は『10/6からブラハ・ウイーン・ブタペスト・ワルシャワ(ポーランド)など10日間の予定で旅に出ます。16日頃帰国の予定。』今、われわれの年代はやっと自由な時間を有効に使える身分になれたようです。 

 私も3月一杯で定年退職し、ハローワークや厚生年金などの手続きを済ませて、5月中旬帰伯した。3ヶ月ぐらいは何も考えずにボーっとして暮らした。 朝4時起床。4時50分までパソコンでNHKのニュースを遊泳。4時55分からNHKのTV放送での<みんなの体操>で準備運動のつもりで体をほぐす。 5時15分から6時30分ごろまで近くの植物園でのウオーキング。帰って来てまずシャワーを浴びてから洗濯。朝のコーヒーの後は自由時間。 

 最初は何をしようか、一生懸命考え読書だ、蔵書の整理だ、自分史を手がけようなどなど、いろいろやってみた。パソコンを買ってからはもっぱらこのマシンが行動の主体だ。外に出ることはウオーキング以外あまりない。強いて言えば、週に1回孫達に付き合ってショッピングセンターに行くか、日曜日にアマゾンカントリークラブで半日遊ぶ。歯の治療で歯医者さんに行ったり、夕方ビール買いに行く。朝起きて洗濯が終わるまでは大体決まっているがあとの行動はその日の気分しだい。今までなくて今あるもの、時間をもてあまし何をしようかと思案する<贅沢な時間>を持ったことだ。

 195710月アマゾンに到着。1963年に労働手帳にお世話になるようなってから、20033月まで40年間勤務。トメアスーの農場での支配人生活など入れると45年の勤務になる。いまやっと至福で自由な時間を手に入れた。こういう生き方もあったのだと感無量だ。   08102003

【3】ベレン日記

  外国で生活していると誰しもが、外から見た日本のことが気になるだろう。私も、ブラジル人から見て日本とは一体どういった印象を持っているのかということがとても気になった。しかし、実際に日本のことをよく知っている人は少ない。日本がどこにあるのかさえ知らないという人も多い。そして、私たち日本人もブラジルといえばサッカーカーニバル、コーヒーといったイメージが強い。一番遠い国だけに、お互いの情報がとても少ない。しかし、ここで大切なことは、自分が無知であるということを知ることだと思う。今まで自分が生きてきた世界が全てでも正しいわけでもなく、世界には自分の知らないことがたくさんある。むしろ知らないことのほうが多い。無知であることを楽しむ、そこにまた外国の楽しさがあるのではないだろうか。

違う国の人と意見を交換するということは、如何に面白いか。自分の今まで考えていた範囲とは全く想像もつかないようなことが学べる。その驚きと発見の衝撃が、私はとても好きだ。今までの自分の考えが間違っていたとかそういうとではなく、ただこういう考え方もあるのかということを知ることができるのが素直にうれしい。他国の人と話すときは、やはりお互いの国の話になる。自分の意見を相手に伝えて理解してくれた時の喜びはとても大きいものとなる。でも、気をつけたいところは、その人だけでその国を判断してはいけないということだ。どこの国にも当たり前のことだが、いい人も悪い人もいる。そして、人それぞれ考え方も違う。それだけはいつも肝に銘じて、お互いの国を楽しみたいものだ。                                                     11月26日清井智子

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